基本理念
私たちは企業の活動が地域社会および地球環境と深く関わっていることを認識し、企業と地域社会、消費者との相互信頼のもとに地域社会の環境保全を図りながら、自らも循環型社会の構築に向けて活力ある企業活動が展開できるよう「良き企業市民」として行動します。行動指針
「私たちは、環境を大切にし、活力ある地域社会に貢献します。」をスローガンに、以下の活動項目に取り組みます。日本のコカ·コーラシステムでは、グローバルビジョン「World Without Waste」(廃棄物ゼロ社会)に基づき、2018年1月、「設計」「回収」「パートナー」の3本の柱から成る「容器の2030年ビジョン」を設定し、2019年7月12日には、従来の目標達成の前倒しを含む、新たな環境目標を発表しました。
これはグローバル目標よりもさらに高い水準を目指す、日本のコカ·コーラシステム独自の目標です。
設計
軽量化の代表的な例として、天然水ブランド「い・ろ・は・す(I LOHAS)」の炭酸製品を除くほとんどのPETボトルでは、飲んだ後にしぼりやすい設計が特徴の「ecoるボトルしぼる」を採用しています。
また、2019年時点で、コカ·コーラ システムの全PETボトルの約17%にあたる「ボトル to ボトル」(PETボトルを再びPETボトルに戻す)の割合を、2030年までに90%まで高めることを目指しています。
回収
石川県白山市にあるグループ会社のGRNエコサイクル株式会社では、回収した空容器の分別、圧縮、再資源化を行っています。北陸エリアでは数少ないPETボトルの粉砕(フレーク化)までを行える中間処理施設となっています。
パートナー
飲み終わったPETボトルのうち、河川や海などにごみとして流出されているのは、2%未満と考えられています(日本コカ・コーラ推計)。
しかしながら、我々が使用した容器は1本たりとも海に流入させないことを目標として調査を開始し、容器回収・リサイクルのスキームからはずれた容器を少しでも回収するために、NPO法人「グリーンバード」とともに5 / 3 0(ごみゼロの日)前後に、街の清掃活動を行っています。また、北陸コカ・コーラグループでは1979年から全社員による美化奉仕活動を毎年継続実施しています。
砺波工場では、洗浄水と薬剤を使わずエレクトロン・ビーム(電子線)でPETボトルの殺菌を行う製造ラインを全世界のコカ・コーラ 工場で初めて導入し、水の使用量を大幅に削減することに成功しました。