サステナビリティ

環境保全活動

  • SDGs17の目標
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • 海の豊かさも守ろう

北陸コカ・コーラグループ 環境方針

基本理念

私たちは企業の活動が地域社会および地球環境と深く関わっていることを認識し、企業と地域社会、消費者との相互信頼のもとに地域社会の環境保全を図りながら、自らも循環型社会の構築に向けて活力ある企業活動が展開できるよう「良き企業市民」として行動します。

行動指針

「私たちは、環境を大切にし、活力ある地域社会に貢献します。」をスローガンに、以下の活動項目に取り組みます。
1
北陸コカ・コーラグループは「コカ・コーラ」をはじめとする清涼飲料製品の製造・販売活動による環境に与える影響を認識し、資源の有効利用・節約・リサイクルを目的としたシステムの確立と継続的な改善を図ります。
2
環境関連の法律、規制、条例などを遵守し、必要に応じて自主基準を設けて一層の環境保全に取り組みます。
3
製造・販売関連資材および事務用品その他の購入において、環境保全性、資源保護、再生化に優れた資材・製品の購入に努めます。
4
企業活動、製品またはサービスの提供において、省資源、省エネルギーや環境保全に優れた技術・方法の導入に努めることにより、資源の有効利用と廃棄物の減少を図ります。
5
資源の有効利用・節約・リサイクルを図るため、環境目的および目標を定め、その実現に向けて全社員で活動します。また、環境目的および目標を定期的に見直します。
6
全社員に対して環境教育、社内広報活動などを行い、環境方針の理解と意識向上を図ります。

サステナブルな容器へ

私たちは、PETボトルやアルミ缶、ガラス瓶など、多様な容器で飲料を提供しており、それぞれが容器廃棄物および温室効果ガス(GHG)排出量の削減において重要な役割を果たしています。使用済み容器の回収率向上を支援し、製品に使用する主要な容器におけるリサイクル材料の使用比率を高めることに注力しています。これらの取り組みを促進するためには、多様なステークホルダーとの連携が不可欠です。

設計

  • 日本のコカ・コーラシステムでは、使用済みのPETボトルを回収して新たなPETボトルに再生する「ボトルtoボトル」水平リサイクルを推進し、100%リサイクルPETボトルの導入を拡大しています。

  • ボトルリサイクルのプロセス図

パートナーと連携した回収

  • 石川県白山市にあるグループ会社のGRNエコサイクル株式会社では、回収した空容器の分別、圧縮、再資源化を行っています。
    北陸エリアでは数少ないPETボトルの粉砕(フレーク化)までを行える中間処理施設となっています。

  • 回収から再商品化までのプロセス図

また、北陸コカ・コーラグループでは1979年から全社員による美化奉仕活動を毎年継続実施しています。

水資源保護

ウォーター・ニュートラリティーのフロー図
コカ・コーラシステムは、製造過程における水使用量削減(Reduce リデュース)、製造過程で使用する水の排水管理(Recycle リサイクル)、地域の水源保護(Replenish リプレニッシュ)の3つの側面で水資源保護活動を推進しています。この3つに取り組むことで、製品に使用した水の自然への還元率が2016年には日本全体で初めて100%を超え、当初の予定よりも4年早く2020年に目標を達成しました。(2021年度末時点で200%)
また、地域の活動パートナーの皆さまの協力のもと、2023年末時点の実績を以て、8年連続で目標達成することができました。引き続き、この取り組みを拡大していきます。
エレクトロン・ビーム殺菌

砺波工場では、洗浄水と薬剤を使わずエレクトロン・ビーム(電子線)でPETボトルの殺菌を行う製造ラインを全世界のコカ・コーラ工場で初めて導入し、水の使用量を大幅に削減することに成功しました。