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今夏も輪番の冷却停止継続で15%節電 エリア約4万台の自動販売機を対象に実施

2013年05月27日

北陸コカ・コーラボトリング株式会社(本社:富山県高岡市 代表取締役社長:稲垣晴彦 事業エリア:富山県、石川県、福井県、長野県)は、昨年までに引き続き、今夏も7月1日より9月30日まで、電力使用ピーク時間帯(9時~20時)において、自動販売機の自主的な輪番での冷却停止を実施することで15%*の電力削減を実施し、国内での安定した電力消費に協力してまいります。
コカ・コーラの自動販売機では従来より、7月~9月の13時から16時まで冷却運転を停止する「ピークカット」を行ってきました。それに加え、一昨年の震災以降の電力不足問題への対応として7月1日から9月30日まで、9時から20時までの消費電力の「ピーク時間帯」に、グループに分けた自動販売機の冷却運転を輪番で停止する取り組みを行ってまいりました。今夏も6つのグループに分けた自動販売機の冷却運転を輪番で停止し、15%の電力削減を実施いたします。
その結果、夏場に必要な水分補給のための飲料提供を継続し、同時に飲料の温度変化への影響を最低限に抑えながらも、「ピーク時間帯」の消費電力の削減に貢献してまいります。対象は缶・PET自動販売機約4万台**とし、設置先のお客様のご理解を頂戴しながら実施してまいります。
また、押しボタンのイルミネーションの24時間停止し、屋内に設置する自販機では、蛍光灯の24時間消灯を継続実施いたします。
【輪番節電チャート】

*2010年夏季の最大使用電力との比較による
** 北陸電力エリア 約26,000台、中部電力エリア 約13,000台、関西電力エリア 約1,000台
これまでも、コカ・コーラシステムでは自動販売機における省エネを強く推進し、継続して開発してまいりました。
1995年に「ピークカット」を導入、ヒートポンプを全国で約27万5千台で導入し、「ecoる/ソーラー」自動販売機や「ルーフ緑化」自動販売機など、消費電力を削減したコカ・コーラシステム独自の自動販売機を導入してきました。特に東日本大震災発生以降は、不足する電力事情を鑑み自動販売機での独自の節電施策を率先して発表し、夏季冬季ともに電力削減に継続して積極的に取り組んでまいりました。自動販売機におけるLED照明の導入も積極的に進めており、2012年度からは、新規で購入する対応が可能なすべての缶PET自販機において、製品ディスプレイ部の照明にLEDを採用しております。飲料業界においてリーダーシップを発揮するとともに、その積極的な節電への取り組みは社会からも高く評価され、平成24年度省エネ大賞「省エネ事例部門 省エネルギーセンター会長賞」を受賞いたしました。
さらには、震災以降不足しがちなピーク時の電力削減に持続的に貢献する自動販売機として開発した、日中最大16時間冷却を停止し95%も電力を削減しながら冷たい製品を提供できる「ピークシフト自販機」の設置を2013年1月より開始しており、当社エリアでは2013年内に750台を目標に積極的に設置を促進してまいります。