北陸コカ･コーラボトリング株式会社

北陸コカ･コーラプロダクツ株式会社が、「第34回食品産業優良企業等表彰」（主催：財団法人食品産業センター、財団法人食品流通構造改善促進機構 後援：農林水産省）の環境部門において、農林水産大臣賞（全国で4社が受賞）を受賞しました。
 本表彰は、食品産業に関し、食生活ニーズに対する的確な対応、農商工連携推進等による地域農林水産物の利用増進、生産性の向上、流通の合理化、消費者対応等について、顕著な功績を挙げた者及び食品の製造加工等において高度の技術・技能を有する者に対して授与されるものです。今回北陸コカ･コーラプロダクツ㈱は、平成23年5月から稼動した砺波工場の無菌充填ラインが省エネルギー・省力化技術の推進または環境保全に功績があったとして評価を受けました。

●モノブロック型ボトル成型・充填機
従来はボトルブロー機から殺菌・充填機までは長いコンベアでつながれていたが、ボトルブロー機と殺菌・充填機が一体化され、コンベアがない形式。従来に比べ省スペース設計。
⇒ ボトル搬送のエネルギーを削減
⇒ コンパクトな機器であることから、空調エネルギーを大幅に削減
●EB（エレクトロン・ビーム）殺菌
従来は、薬剤を使用してペットボトルの殺菌を行っていたが、ペットボトル殺菌過程でエレクトロン（電子）の束を照射することによって殺菌。殺菌能力は従来と変わらない。
⇒ 殺菌剤をすすぐ水が不要になるため、水の使用量を大幅に削減
⇒ 殺菌剤の使用量と殺菌剤を熱処理するためのエネルギーを削減

その他、環境保護・保全対策や工場の緑化に取り組んだことも評価のポイントになりました。
3月1日（金）東海大学校友会館にて開催された表彰式には、北陸コカ･コーラプロダクツ株式会社 常務取締役 百瀬邦夫が出席し、長島農林水産大臣政務官より表彰をいただきました。